1940年の創刊以来、地域密着の新聞報道を展開しています。「県北」「児湯・西都」「きりしま」「日南・串間」「県央」の五つのブロックを網羅した地域面「ぐるっと東西南北」は宮日の特徴の一つ。地域のニュース、話題を幅広く提供しています。
デジタルサービスの充実にも努めており、2018年には定期購読者向け会員制ニュースサイト「デジタル夕刊プレみや」、県内企業と若者をつなぐサイト「宮崎県就職ナビ」を開設。ネットリサーチ事業も始めました。子どもたちに社会への関心を広げてもらおうと、分かりやすい記事とビジュアルが特徴の「宮日こども新聞」を購読全戸に週1回無料配布。フリーペーパー「きゅんと」を月2回発行し、旬の話題や役立つ生活情報を提供しています。
また宮日音楽コンクールや宮崎県市町村対抗駅伝など文化、芸術、スポーツの各分野で催しを開催。社員が学校や企業に出向いて新聞について出前授業を行うなどNIE(教育に新聞を)、NIB(ビジネスに新聞を)活動にも力を入れています。さらに宮崎県内の大学と包括的連携協定を結び講義に記者らを派遣、共同調査研究を実施するなど地域社会の発展と活性化の一端を担っています。
防災、減災への取り組みは報道機関としての責務です。2011年の東日本大震災をきっかけに地震や津波、風水害への備えを地域と共に考える「みやにち防災ワークショップ 考動学~考える・動く・学ぶ」を県内各地で開催。避難訓練や識者を交えた座談会などを通じて改善策を探っています。
近年の受賞歴
■家畜伝染病「口蹄疫」に関する一連の報道 第26回農業ジャーナリスト賞(2011年)
■口蹄疫復興支援プロジェクト 日本新聞協会の第31回新聞広告賞(2011年)
■連載「だれも知らない~みやざき子どもの貧困」 日本新聞労働組合連合の第19回新聞労連ジャーナリズム大賞優秀賞(2015年)
■連載「ウナギNOW」 水産ジャーナリストの会大賞(2016年)
■シリーズ「自分らしく、生きる 宮崎から考えるLGBT」 日本新聞労働組合連合の第23回新聞労連ジャーナリズム大賞優秀賞(2019年)