私たちの事業は、大きく「店舗事業」「共同購入事業」「生活事業」の３つに分かれます。県内16店舗ある店舗事業は“来る人には楽しみを!　帰る人には喜びを!”をコンセプトに、職員の豊かな感性・特技・能力を発揮して楽しい店づくりに注力。共同購入事業は、カタログで注文してもらった商品を毎週お届けしていますが、県内約7万人の方が利用され、お店のない地区やお年寄りにはライフライン的な役割も果たしています。生活事業は、旅行や住宅、自動車などを中心に、生活に必要な各種サービスを提供。共済の保障相談、案内も好評で、相談員を増員しました。これからも一つひとつを着実に積み重ねながら、前進を続けていきます。

「元気であれ、大きくなれと願いを込めて作る毎日の食事に、体をむしばむ有害添加物が入っているということは、私たち母親、主婦にとって決して許すことはできません(設立趣意書)」。これが、生活協同組合コープみやざきの始まりでした。生協は組合員が暮らしに必要なものを買うためにつくられた組織。販売業ではなく「組合員が欲しい商品を購入することに応える」購買業なのです。現在の組合員世帯数は、26万3,491世帯(2021年10月)。今後も組合員の声を「観て」「聴いて」「生かし」「返す」活動を積み重ね、組合員の信頼(=安心)を作り続け、すべての県民の、すべての生活分野に役立つ事業を目指します。

ひとつの気づきからできた改善が、次の気づき、改善を作り出していく。ほんのわずかな改善も毎日続けることで、いつの間にか大きな改革につながっていく……。「改善無限・知恵無限」を合言葉に、できている人に学びあう風土を目指しています。自分たちの知恵を持ち寄り、改善を続けながら、キラリと光る生協をつくっていきたい。それが私たちの希望です。「今日はどんな商品があって、どんな笑顔で迎えてくれるだろう」「どんな役立つ情報を届けてくれるだろう」。そんなふうに楽しみにしている組合員に、期待以上の商品やサービスを実感してもらい、喜んでもらうためにも、日夜、改善・提案の積み重ねを行っています。